2016年6月9日 22:00
おかずクラブ・オカリナが図書館に半年! 大迷惑かけた原因とは…
テレビで見ない日はないと言っても過言でない、お笑いコンビ・おかずクラブさん。そんな大活躍中の二人に人生を変えた運命の本を紹介してもらいました。
小さい頃から大の本好きというゆいPさんと、「小説よりマンガ派」というオカリナさん。好対照な二人が選んだ一冊とは?
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ゆいP:オカリナが選んだ本、司馬遼太郎の『項羽と劉邦』?
オカリナ:うん。専門学校生時代にたまたま図書館で借りたんだけど、ほら私、普段あまり本読まないじゃん?上巻を読むだけで半年もかかっちゃった。でも途中からだんだん面白くなってきて、中と下はもう一気読み。
ゆいP:それは、図書館もさぞ迷惑しただろうね…。
オカリナ:『項羽と劉邦』って、中国の歴史物語だから、途中からどちらが勝つかわかってくるじゃない。
最初は栄華を極めていた項羽が徐々に追い詰められていくサマが辛くて辛くて…。
ゆいP:オカリナ、もう涙目!
オカリナ:ゆいPは、歴史物よりもグロい系の話が好きだよね。
ゆいP:うん。ホラーとか殺人とか、胸がザワザワするような作品が特に。おすすめは、平山夢明さんの短編集『独白するユニバーサル横メルカトル』の中の「無垢の祈り」。