くらし情報『新ソニービルは「床も壁もない」 建築家の未来予想がスゴイ!』

2016年7月7日 14:30

新ソニービルは「床も壁もない」 建築家の未来予想がスゴイ!

が楽しめることなど、当時いかに画期的であったか、ソニービルの歩みを辿りながらプレゼンしました。

さらに、ソニービルの立地「数寄屋橋」にも着目。ビルが交差点の角に立ち、地下鉄の接続や駐車場もある様は「東京のダイナミズムを体現している」と評し、今後、この場所をどう生かしていくかが非常に重要であると論じました。

続いて、青木さんが参加してトークセッションがスタート。話題は「銀座ソニーパーク」の“パーク”から連想される言葉「公共性」が焦点となり、その意味を掘り下げていきました。片倉さんは青木さんに「パークの公共性とは?」という問いを投げかけました。

「公共性は都市性と同義だと思う。それは駅と同じ。
知らない人同士がそこでクロスする場所。駅に行くのに目的はなく、そこからどこかに行くわけで、その意味では目的地にはなりえない。つまり、そこにみんな来る理由が違う。その人たちが1回、電車に乗るために集まってすれ違う。そこから何かが始まる」

青木さんの理論から想像するに、「銀座ソニーパーク」とは、目的がない場所であり、みんなが集まることで何かが生まれる場所であるようです。最後に、2022年に完成予定の新ソニービルについて、青木さんが建築家の視点で、ソニーに要望を投げかけました。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.