2021年6月15日 22:10
MONO NO AWARE、新アルバムは「ありのままでいることの価値観」にフォーカス
(玉置)
とにかくすべての歌詞を、じっくり読むことをおすすめ。玉置さんの言葉の裏にある景色を想像するのも楽しいアルバムだと思う。
「『方舟』とは頑張った人だけが乗れる理想郷ですが、過去100年はあったかもしれないけど、もうないんじゃないかと思う。いま助かる方法は、自分の身でもってどうにかするしかない、と感じます。それはアルバム全体で言いたいことのひとつ」(玉置)
最後に嬉しい話。玉置さんが大学生の時、グループワークで歴代のananを取り上げ、“時代とananの関連性”を、国会図書館に通って調べ尽くしたそうでびっくり。
「時代とともにエロくなっていったことがわかった」とのことなので、そのレポート読んでみたいな。
もののあわれ左から、柳澤豊(Dr)、竹田綾子(Ba)、玉置周啓(Vo&Gt)、加藤成順(Gt)。
2017年に『人生、山おり谷おり』でデビューし、独特の言語感覚とユニークな楽曲が注目された。レコ発ツアー「ODORI CRUISING」は6月20日の札幌を皮切りに、ファイナルの7月25日の東京Zepp Diver Cityまで7都市を回る。
4th Album『行列のできる方舟』。