くらし情報『宝塚歌劇OGだから女性キャストだけ! 和央ようか『シカゴ』の魅力を語る』

2016年7月27日 12:00

宝塚歌劇OGだから女性キャストだけ! 和央ようか『シカゴ』の魅力を語る

『シカゴ』といえば、退廃の匂いを感じさせる妖艶なボブ・フォッシー振付のダンスが有名。’75年の初演以来、何度もリニューアルしながらも、このフォッシースタイルはずっと受け継がれてきている。

「体の一部分だけを動かすフォッシー流のダンスは、一見簡単そうですが、すごく難しいんです。でも顔はあくまでも何事もないようにクールにオシャレに、が振付のこだわりだそう。宝塚歌劇OGならではの呼吸の合い方、一体感もすごいです」

作曲を手掛けたジョン・カンダー&フレッド・エッブは、ブロードウェイを代表するヒットメーカーコンビ。

「冒頭にヴェルマが歌う『オール・ザット・ジャズ』は、“何でもあり”の作品の世界観を象徴する曲。素晴らしい名曲ですから、『シカゴ』をご覧になったことがない方でも、耳にしたことがあるはずです。これ以外の曲もどれもが素晴らしく、クールでカッコいいものばかり。
音楽を聴いているだけでも楽しめる作品です」

また、男役のキャストについては、
「宝塚の男役は衣装や補正で男性的なシルエットを作りますが、この作品では衣装も露出が多いため、男性パートはかなり苦労されているはず。それでも、現役当時の感覚を思い出すのではなく、新たに男役に取り組もうとする姿勢は素晴らしい。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.