くらし情報『田嶋陽子 “わきまえない女”としての生き方「生きづらいが元気で自由」』

2021年6月26日 20:40

田嶋陽子 “わきまえない女”としての生き方「生きづらいが元気で自由」

人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。最近“わきまえる女”問題が話題になりましたが、今月のゲストは’90年代テレビの中で、わきまえない女として活躍していた、田嶋陽子先生です。第3回は、そんな“わきまえる女”問題について伺いました。

世間からの刷り込みで、女はわきまえてしまう。
田嶋陽子 “わきまえない女”としての生き方「生きづらいが元気で自由」


小学校6年生、「将来総理大臣になりたい」と書いた私に対し、先生は「道は近し」と返してくれました。ところが中学に入ると、学年1位の成績を取れば「男は試験なんて真面目にやらないから」と、私の真面目な努力を笑って男をかばう先生や、「生理が来たら女は終わり」と、未来の夢を絶つ先生がいた。近所のオバチャンには「陽子ちゃんはいくら勉強ができても、女だからね」と嘆かれたり…。母親に至っては「勉強ができても女らしくしないとお嫁のもらい手がないよ」と。
そういった言葉で洗脳され、手足を縛られていく、そんな感じの10代でした。こう言われ続けたら、“女は所詮こんなもの、穴と袋なんだ”と思ってしまっても仕方ない。今の言葉で言うならば、そうやって女は“わきまえさせられてきた”んですよ。でもそこで負けず、「私はわたしの人生を生きる!」

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