2021年9月20日 19:10
成田凌「『ケンチャナヨ』で気持ちが通じ合った」 転機となった出会い
役者デビューして今年で8年目。悩んだ先にはいつも、出会いや発見という転機があったという成田凌さん。オファーが止まらない人気役者の新たなるターニングポイントとは!?
何がなんでもこの仕事を続けると決めたのが、役者人生の第一歩。
19歳で『MEN’SNON-NO』の専属モデルに選ばれた成田凌さん。翌年役者デビューをすると、以降、途切れることなくドラマや映画などに出演し、活躍を続けている。そんな成田さんには、ターニングポイントとして思い当たることが、いくつかあるという。
「デビュー作のドラマはW主演を務めさせていただきました。いま思えば、そのありがたみもよくわかっていないし、撮影の段取りや流れもさっぱりわからないまま飛び込みました。
それでも毎日、精一杯向き合いながら撮影に挑んでいたんですが、最終回を撮影していたある日、台本の僕のセリフのところに“泣く”と書いてあったんです。そういえば役者はみんな、泣く芝居ってどうしているんだろう、僕は泣けるのかな…と不安になっていたら、本番直前に共演者の津川雅彦さんが『成田くん、ここのセリフまで僕の目を見ていてくれないかな』っておっしゃって。本番で、言う通りに目を見ていたら自然と涙が溢れてきて、止まらなくなったんですよね。