2021年9月17日 20:10
PUFFY「『楽しいばっかじゃねーよ!』って…」 25年の歩みを振り返る
由美:マネージャーさんから「亜美ちゃんが組みたいって言ってるよ?」って軽い感じで言われたので、私も「ハイハ~イ」みたいに答えたような記憶が。でも今思うと、誰も事の重大さに気づいてなかった気がしますね…。
――人は歳を重ねて互いの状況が変わると、すれ違ったり、疎遠になることも少なくないと思うのですが、そういうことはPUFFYにはなかったのですか?
由美:もちろん25年の間には、「お互いの生活があるから仕方ないよね」っていうことは、何度もありました。でも、そういう意味で言うと、ちょっと語弊はあるかもしれませんが、私たちはやっぱり、ただの友達ではないんだと思います。いい面も悪い面も見た上で付き合っているので。
亜美:会社から「あなたたち組みなさい」って言われたわけではなかったけれど、デビューして、急に仕事が忙しくなった状況に対して、どう乗り越えていくのか苦しんだり悩んだりする気持ちが理解できるのは、お互いしかいなかったんです。いろんなことを考え、言い合って文字通り育ってきた二人なので、やっぱりそこに、絶大な信頼関係はあるんですよね。
由美:なんていうのかな、今となっては、お互いに深く知っているからこそ、詮索しない、というか。