2022年1月16日 22:00
マカロニえんぴつ「全部ハッピーエンドで終わりたい」 フルアルバムへの思い
結成10周年を迎える、マカロニえんぴつ。確かな演奏力と構成力から生み出されるサウンドとエモーショナルなボーカルが、心を捉えて離さない。メジャーファーストフルアルバム『ハッピーエンドへの期待は』でも、その抜群のセンスが光る。
「インディーズ時代も入れると実は3枚目のフルアルバム。カラフルで面白い作品ができました」(田辺由明・Gt&Cho)
「個性の強い14曲を収録しています。昨年の活動は思わぬことの連続だったので、今年何かを始めたら、できればそれは全部ハッピーエンドで終わりたい、という期待をタイトルに込めていて。同名曲は映画『明け方の若者たち』主題歌ですが、作りがいがありました」(はっとり・Vo&Gt)
煌びやかなタイアップ曲や新曲を含む今作。メンバーそれぞれの持ち味を堪能できる楽曲が揃った。
「僕が作曲した『トマソン』は、デモの段階ではジャズが少し入った楽しい曲。でも変化をつけたくて、サビはバンジョーのようなフレーズをギターで弾いていて。ドラムもサンバのようなリズムにするなどいろいろなアイデアがありました」(高野賢也・Ba&Cho)
「もともと僕が作っていた『好きだった(はずだった)