2022年4月3日 19:10
嬉しさと同時にプレッシャーも!? 和田琢磨&七海ひろき、舞台『刀剣乱舞』への意気込み
ただ、宝塚の男役ではなくなりこれからいろいろなことに挑戦しようとしている私にとって、作品も役どころもすごく魅力的で素敵で…。ありがたい経験になるだろうと思って出演を決めました」
結果的に当初の予定から上演の形態は変わったが、七海さん扮する細川ガラシャの存在感、人間としての大きさ、凛とした佇まいは、刀ステファンからも絶賛を得た。
「細川ガラシャという人物の生き様が本当にかっこいいんです。その生き方に対して疑問を感じるような部分が何もないから、自分の気持ちをガラシャにリンクさせながら役を深めていけた部分があったかなと思います。末満さんの演出は、おっしゃることがすべて理に適っていて、納得できるし腑に落ちることばかり。アドバイスを受けながら互いのガラシャ像をすり合わせていく過程がすごく楽しかったです」
そして、綺伝で再び同役に挑むことに。
「今回は新作ではありますが同じ役ですから、役をより深めて臨まないと前回の衝撃は超えられないと思っています。科白劇は、役者同士がディスタンスをとって演じていたわけですが、逆にその距離があるぶん私たち自身の想いや演技で埋めようとする空気が現場にありました。
それゆえか、芝居をしながら“何か”が生まれている手応えを感じることができたんですよね。