2022年9月24日 18:30
いまできることは? 8億2800万人が飢えに苦しむ、世界的“食料危機”が加速中
は停戦して港を開き、人道支援チームが入れるようにとロシアにリクエストし続けました。国連とトルコの仲介でようやく合意に達しましたが、その直後に港は攻撃されてしまいました。
日本では、小麦の価格高騰は値上げのニュースとして取り上げられることが多いですが、世界では、深刻な飢餓が加速していることをぜひ知っていただきたいです。日本は米が余っていますから、米粉を使ったパンの製造技術を広げるなど、何かできることがあるかもしれません。岸田首相がアフリカの食料支援に約1.3億ドルの拠出を決めたと発表したとき、「日本も大変なのに、支援する余力はないのでは?」という心ない声も寄せられました。しかし、それらの開発途上地域に支えられて日本は発展してきました。今こそ世界協調を実践してほしいと思います。
WFPのもとで開発された「ShareTheMeal」は、飢餓撲滅を目的としたアプリで、スマホ決済で85円から寄付ができます。
世界各地の人道支援を必要とする現地からのレポートも書かれていますので、ぜひ見ていただければと思います。
堀 潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。