2022年10月12日 19:00
米倉涼子「良心はどこにあるのかと考える」ダイアナ妃も追い詰めた報道の自由を語る
米倉さん私が思うのは、「アイクリームとかちゃんと塗っておけばよかったな」ってことですね(笑)。というのも、みなさんと同じ頃は本当に何もしていなかったので…。
―ちょっと信じられませんが、美容には興味がなかったと。
米倉さん雑誌を読んでいても、私は美容に関するページは全部飛ばしてしまうタイプでした。昔はメイクにも全然興味がなかったのですが、さすがに最近はみんながいいと言っているアイテムやとりあえず必要最低限の化粧品は使うようになりました(笑)。「いつもきれいでうらやましい」と言ってくださる方がいると「ありがとう」とは返しますが、「目が覚めたときとかひどいから!」と内心思っています。
―(笑)。では、仕事面に関して、意識の変化などはありましたか?
米倉さん私が20代の頃は上下関係も厳しい時代でしたし、なかなか自分の意見を言うことができませんでした。
でも、30代に入ってからやっと働く女性として認められている手ごたえを得られたというか、やりたいことを自分でコントロールできるように感じることができた時期だったと思います。それだけに、30代はすごく楽しくて、あっという間でしたね。
恋愛は、求めちゃいけないと考えるようになった
―その時期を経て、40代はいかがですか?
米倉さん昔、50代や60代のお姉さま方から、「40代もすごく楽しいよ!」