くらし情報『松尾諭「ナメてました (笑) 」 KERA舞台で“架空の方言”に苦労!?』

2022年11月1日 20:00

松尾諭「ナメてました (笑) 」 KERA舞台で“架空の方言”に苦労!?

さまざまなドラマや映画で活躍する名バイプレイヤー。…だと思っていたら、その半生が『拾われた男』としてドラマ化され、今や国内外で配信されている松尾諭さん。

「日常のクスッとしたおかしみを作りたいと言われています」
松尾諭「ナメてました (笑) 」 KERA舞台で“架空の方言”に苦労!?


「周りから『見たよ』とか言われるとすごく恥ずかしいんです。一気に毛穴が開く感じがする(笑)。でも、今の稽古場には見てる人、あんまりいないんじゃないかな。みんなそこまで僕に興味がないと思うので」

と控えめ。ただ、コメディしかりサスペンスしかり、出演作への期待値を上げてくれる俳優なのは間違いない。その松尾さんが今取り組んでいるのは、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)さん作・演出の舞台『しびれ雲』。
小津安二郎や岸田國士をイメージした世界観で書き上げるささやかで静かな芝居。

「KERAさんからは、何が起こるわけではないけれど、日常で人が話している中に生まれるクスッとしたおかしみみたいなものを作りたいと言われています。学生時代に小津映画をレンタルして観ることはあったけれど、当時はどこか義務的に観ている感じでした。でも今回、稽古場で参考にみんなで観たんですけれど、こんなに面白かったんやって思ったんです。

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