2022年11月25日 20:00
きっかけは川島明? NMB48・渋谷凪咲、大喜利での活躍に「何が花咲くかわからない」
、そういう部分を引き出していただいたんです。最初なんて、ツッコまれているのを自分がアホすぎて怒られてるんやと勘違いしていて、帰りの車で窓の外を見ながら泣いたりしてましたから。でも、周りの人から「面白いね」という声をいただくようになって、“あ、これ面白いんや”と気づいて。それから、飾らずに自分のありのままの姿をぶつけよう、芸人さんに身を委ねようと考え方が変わって、ちょっとずつバラエティ活動が広がっていった気がします。
――“面白いことを言おう”と思っているわけではないんですね。
渋谷:変に考えすぎると自分の良さが活きないなと思ったんです。それよりも自分らしい言葉や考え、視点を持つことを大切にしてきたのかなって。バラエティ番組では“若い子”という立ち位置で呼んでいただくことが多くて、それはすごくありがたいことなんですけど、“若くてかわいい”の代わりはいくらでもいるじゃないですか。
そうではなく、“やっぱり、渋谷凪咲じゃないと”ってみなさんに思っていただけるような存在を確立できたらいいなと常に思いながら活動しています。――自分の言葉や視点は、どのように培われていますか?
渋谷:子どもの頃からお笑いが好きで、いろいろな人のラジオをめっちゃ聴いていました。