2022年12月10日 20:20
僕はヒトよりお利口です…乗り物移動が多い猫さまの賢い行動とは
フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第86回目は茶トラのジャンジャック(JJ)さま。
憔悴した飼い主に寄り添う優しい猫さまの物語
【フレンチ猫さま】vol.86
猫さまの話をもっと聞かせて!
ジャンジャック(通称JJ)さまは4歳の男性猫さま。
僕は、パリ1区のセーヌ川の近くにある築150年のアパルトマンに住んでいます。メザニン(中2階構造)になっていて、寝室が2つとバスルーム、暖炉があります。実は僕、日本の生まれの保護猫なのです。
飼い主の高校の同級生がSNSで「猫を保護し、3日経っても保護する人が見つからない場合は保健所に連れて行かなければならない」と投稿していました。飼い主は、「取り急ぎ保護する」と生後1か月の僕を引き取りにやってきました。先住猫のパスカルとは、たった1日で本当の兄弟のように仲良くなりました。
起床は飼い主と同じ時間です。起きたら、まずアパルトマンのパトロール。1日何度も行きます。ご飯にがっつくことはなく、ちょびちょび食べます。その都度、飼い主は気づいてくれて、新しい食べ物を入れてくれます。
最近は時間があると眠たくなっちゃいます。