くらし情報『都心の空に巨大な顔を浮かべた仕掛け人! 目[mé]が企画展を開催』

都心の空に巨大な顔を浮かべた仕掛け人! 目[mé]が企画展を開催

昨年7月に代々木公園、8月に隅田公園で空に巨大な顔が浮かんでいるという謎の光景が話題を呼んだ。その仕掛け人こそアーティストの荒神明香(こうじん・はるか)さん、ディレクターの南川憲二さん、インストーラーの増井宏文さんの3名からなる現代アートチーム・目[mé]。彼らが企画したプロジェクト《まさゆめ》は、東京都心の空に巨大な誰かの顔を予告なく浮かべ、それを見た人がさまざまな反応を起こす作品となっている。

見たままの風景を人がどう解釈するかにかけた作品です。

「作品を見た人は立ち止まって『これは何だろう』って思うでしょ。スマホで撮影する人もいたりして。実はこの作品が登場した瞬間を一番体験したかったのは僕たちなんですね。でも作者である以上、制作過程を見てしまうのでそれは叶わない。
だから見た人の反応を通じて、自分たちも作品を見ているんです」(南川)

彼らの作品には単なる驚きではなく、どこか不思議な夢のような感覚が宿る。それもそのはず、作品は、荒神さんが幼い頃に見た夢や記憶をもとに、南川さんが作品の方向性を示し、増井さんが形にしている。決して難しくない彼らの作品は、普段美術に縁がなかった人も虜にし、ユニークな視覚的体験を提供してきた。

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