ラランド・サーヤ「1年でいろんなことが起きて、だいぶマインドも変わったなって思います」 CLRとしてデビュー
あと5lackやAwich、友達のCreepy Nuts。CLRっていう名前を付けてくれたBIM君も好きです。あと、K‐POPのガールズグループのラップもめちゃくちゃかっこいいので聴きます。自分がラップをやるようになって、曲を聴く際に『こういう言い方で遠回りしたりするんだ?』とか考えるようになりましたけど、引っ張られるとよくないと思うので、あまり意識しないようにはしてます」
アルバムというボリューム感でラップを中心にした作詞・作曲を担当することで、ラップならではの面白さをひしひしと感じたという。
「ラップはお笑いとは違う言葉遊び。血が通っている言葉をメロディに当てはめていくのが楽しかったです。これまでは、落ちがなかったり、角が立つようなエピソードはお笑いだと昇華しづらくて出しどころがなかったんですが、音楽ならいくらでも解釈を変えて出せる。生活してて嫌なことがあっても、何らかのネタになるって思えるので助かってます(笑)。
ヒップホップは聴く側としても、『そこまで具体的に言うかね』っていうぐらい生々しい方が刺さる。“どこどこで何をした”っていう具体的な描写に対して、自分がしていないことでも自己投影できます。