『キングダム』W主演! 三浦宏規×高野洸が語る“生の舞台でしか伝えられないもの”
将軍を山口祐一郎さんが演じますね。
三浦:原作で、信が王騎将軍と会って「でけー」って言うんですけど、稽古場で祐様(山口さんの愛称)の稽古を見ていると4mぐらいあるんじゃないかってほど存在感があって。登場するだけで場の空気が一変するんです。
高野:本当に大きかったです。本読みのときの声の響き方がすごすぎて、稽古場じゅう…天井まで震えてるような感じがしました。しかもそこに、これまで背負ってきた歴史の重みや、器の大きさ…人間力の大きさも全部出てて。
三浦:演劇界のレジェンドなのに、優しく気配りの方なんだよね。
高野:俺らみたいなガキンチョのこともリスペクトして、すごく丁寧に接してくださるんですよね。
――あらためて舞台『キングダム』の魅力とは?
高野:舞台だとやっぱり戦の熱量が際立ってる気がします。
三浦:あとこれは原作もそうですけれど、シリアスとコミカルなシーンのバランスかな。もちろん重厚な場面も多いけれど、コミカルな要素がテンポよく挟み込まれることで、より楽しく見やすい作品になっていると思います。
(写真左)みうら・ひろき1999年3月24日生まれ、三重県出身。幼い頃から数々のバレエコンクールで入賞し、2015年より俳優として活動スタート。