年間約80泊! 女性キャンパーが“ひとりキャンプ”で自己肯定感が上がった理由
好きな場所で、誰に相談することなく過ごせるって、すごく気持ちがいい」
目の前にあるのはお気に入りの道具のみ、テントを出れば心地よい自然。料理、釣り、ゴロゴロするなど、そこでやることは、全部“自分がやりたいこと”だけ。
「私のわがままを私が叶えてあげる時間なんだと思います。一方で、つまらなかったらその責任は全部自分に降り掛かってくるので、ソロ活はそこがとてもシビアなんですが(笑)、だからこそ、全力で楽しむことに夢中になれるんじゃないのかな、と思います」
ソロキャンパーになる前から、買い物、カラオケ、映画など、アクティビティをひとりで楽しむことに抵抗はなかったという森さん。
「何かしたいなと思ったときに、“誰か一緒に行ってくれるかな”と考えてしまうと、もしその相手が見つからなかったら、やりたいことができなくなっちゃう。それだったら、最初からひとりで行けばいいじゃないか、と思うんです。行きたい、やりたいと思ったとき、自分だけだったらすぐ行動に移せる。さらにそうしたほうが、楽しいことを味わえる機会が増える。
そのほうが幸せですよね」
ソロキャンプでは、自分を褒めるタイミングがたくさんあり、それによっておのずと自己肯定感が上がっていった、とも。