年間約80泊! 女性キャンパーが“ひとりキャンプ”で自己肯定感が上がった理由
「ひとりでテントを張り一晩過ごした朝、喜びがあふれると同時に、“なんだ、私できるじゃん”と、とても自分を褒めたことを覚えています。家にいると料理なんてやって当たり前ですが、自分で火をおこし、限られたギアで美味しい料理を作れたら、それはすごいことです。日常生活では、“サボっちゃった”“だらけちゃった”と自分を減点しがちですが、ソロキャンプにおいては加点ばかり(笑)。おかげで自分のことを褒めるのが上手になりました。その結果、自己肯定感が上がったと思います」
自分のしたいことをして、満足感を得る。森さんはソロキャンプを重ねたことで、生きるチカラが身についたと実感しているそう。
「キャンプという内容のせいもありますが、人生で何か悪いことがあっても、“人はひとりでも生きていけるから、私は大丈夫”と思えるようになった。悩んだ末就職しなかったときも、“最悪テントがあるから、どこでも寝られる”と思えましたし(笑)。
根拠があるのかはわかりませんが、人生をサバイブする謎の気力が養われている気がします」
愛犬とふたりで…。
かわいい犬は、森さんの愛犬・どんちゃん。四国まで車で行き、ふたりでまったりキャンプ。