くらし情報『岡崎体育「韓国ドラマ『イカゲーム』がよい例」 ホラー作品特有の音楽演出を分析』

岡崎体育「韓国ドラマ『イカゲーム』がよい例」 ホラー作品特有の音楽演出を分析

岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「最新ホラー音楽事情」です。
岡崎体育「韓国ドラマ『イカゲーム』がよい例」 ホラー作品特有の音楽演出を分析


「最近、ホラー多ない?」と思います。Netflixなどの海外ドラマもホラー要素のあるものがウケているなと思っていましたが、気づけば韓国のドラマも、日本のドラマもホラーやバイオレンス要素のあるものが話題です。僕は、ホラーもバイオレンスものも実は苦手。でも、職業上、話題になっているエンターテインメント作品はできるだけ観たいなと思っているので、かなり気合を入れて、腹に力を入れつつ観るようにしています。でも、あまりに刺激が強すぎると途中で離脱したりもします……。

ホラー作品において、音楽や音響は恐怖を増幅する役割があります。
怖い怖いと怯えているときに「カチャン…」と何か小さな音がするだけでも、人は異常にびくっと怯えてしまうものです。どんな聴覚情報を効果的に使うかはホラー作品にとってとても重要です。僕は、大学時代の卒業研究で映像と音楽の密接さについて論文を書いていて、もともと映像と音楽の関係性に興味があります。音楽には長調(メジャー)と短調(マイナー)があり、通常、恐怖や不安、悲しみを演出するのは短調の音楽といわれています。

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