くらし情報『「私も選手も駒、だけどそこに心はある」森保一監督、ずっと大切にしている“3つの決まりごと”』

「私も選手も駒、だけどそこに心はある」森保一監督、ずっと大切にしている“3つの決まりごと”

森保 一監督が教えてくれたのは、どんな組織にも通じる対人関係の作り方だ。森保流“つながるチカラ”。それはシンプルだけれど、仕事をするうえで実は多くの人が忘れがちなことかもしれない。

チームのために~コンセプトを共有することで、進むべき方向性が明確になる。

「私も選手も駒、だけどそこに心はある」森保一監督、ずっと大切にしている“3つの決まりごと”


©JFA

チーム一丸となって動くためには、ゴールとなる大きな目標設定が不可欠だ。そして、そこに到達するために、小さな目標を細かく決めて着実にクリアしていく。このことは、目標達成のための王道、かつ効率的な方法だろう。

日本サッカー協会が掲げる最終目標は「2050年までにW杯優勝」。
そのためのステップとして、カタールW杯ではこれまでに到達したことのない“ベスト8以上”を目指した。だが、本当にそれだけでチームは一つにまとまれるのだろうか。強固な“つながるチカラ”を生み出すため、ほかに重要視していたこととは。「小学生でもわかることですが」と前置きしたうえで、森保監督は話し出した。
「チームコンセプトとして“みんなのために頑張る”ということを大切にしてきました。ミーティングなどで選手やスタッフにも伝えていたことです。ただし、気をつけてほしいのが、組織が先にならないようにという点。

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