「悔しさはどんどん募っています」今夜ウルグアイ戦の森保一監督、新しい景色に挑む決意
森保監督の原理原則のうち、3つ目は社会貢献のために。その心を聞いて、なぜ森保監督の根幹となる部分にこの考え方があるのか、腑に落ちる人は多いかもしれない。
「日本のため、国民の方々のために我々は戦っていますが、代表活動は多くの方々の支援や応援があるからこそできることです」
このことは、日本代表というチームだけでなく、選手一人ひとりにも言えるという。
「試合で活躍した選手は、ある意味スーパースターで特別な存在として見てもらえます。それはやりがいとなり、大舞台に立つことを目標にし、叶えるべく自分を奮い立たせることができる。加えて、彼らのプレーを観にお金を払って来てくれる方々がいるから、好きなサッカーを続けられるんです。実際は、特別な存在ではなく一人の人間であることを忘れずに、活動していくべきと考えています。私たちはみなさんにしてもらうだけではいけない。
お互いが支え合うべきであり、プレーを通して恩返しをしたいと思っています」
具体的なこととして、森保監督が掲げたモットーとは?
「日常にエールを送りたいんです。チームとして“元気、勇気、根気”の3つの気を届けたいと思っています。一番は元気。