くらし情報『多岐川裕美、ギャングのボスの恋人役は「楽しい役でした (笑) 」 深作欣二監督作品の思い出』

多岐川裕美、ギャングのボスの恋人役は「楽しい役でした (笑) 」 深作欣二監督作品の思い出

人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今月のゲストは、俳優の多岐川裕美さん。もらうのは“静”の役柄が多かった、と語る多岐川さん。でもご本人は、別のイメージの役に憧れがあるのだとか。危険な女性の役を演じた、思い出深い作品のお話も。第2回目をお届けします。
多岐川裕美、ギャングのボスの恋人役は「楽しい役でした (笑) 」 深作欣二監督作品の思い出


イメージを打ち破ること、それは今でも私のテーマ。
20代の頃は、女学生、お嬢さん、良家の娘、時代劇のお姫様といった役を多くいただきました。
私が30代になり時代も変わり、日本の女性も働くように。それに伴いキャリアウーマンの役が来るようになったのはとても嬉しかったです。その後はお金持ちの奥様や、働く女性だとしても病院の院長など…。30代後半くらいから、いただく役の幅の狭さに悩むようになりました。役者という仕事は、“この人はこういう役にハマる”というイメージができてしまうと、なかなかそこから逃れられない。プロデューサーや監督が“多岐川裕美”という女優に持つイメージを壊したい。それは今でも私の大きなテーマです。

新しい場所に行くために自分の殻を打ち破りたいという気持ちは、きっと女優だけではなく、どんな仕事をしている人も感じますよね。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.