「“単利”と“複利”」お金の教科書Vol.16 #リアルボイス
毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか?「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず!“お金初心者”3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「“単利”と“複利”」です。
“単利”と“複利”
宮﨑順子さん暮らしに身近なお金に関する知識やノウハウを、中立・公正な立場から提供する金融広報中央委員会で企画を担当。情報サイト「知るぽると」や、無料eラーニング講座「マネビタ」で発信中。
貯蓄未知子(ちょちく・みちこ/34歳・会社員)メーカー勤務。都内の賃貸で一人暮らし中。毎月の貯蓄は財形2万円+口座に残った分のみ。奨学金は完済。
この連載を通じて、投資を始めようと決意。現在リサーチ中。
シンプルに考えれば金利の仕組みは難しくない。
未知子:投資を始めたいと思い、資料を取り寄せたところ「単利」と「複利」という言葉が出てきました。何が違うのですか?
宮﨑:「単利」の利息は元本に金利を掛けた金額です。「複利」の利息は2期目以降は、元本に加えてそれまでの利息にも金利を掛けて計算します。
未知子:「単利」はわかりやすいですが、「複利」はすぐに頭に入ってこない…。