くらし情報『経済が苦しい今こそ、デジタル化を進めることが必須? 「マイナ保険証」の利点と課題』

経済が苦しい今こそ、デジタル化を進めることが必須? 「マイナ保険証」の利点と課題

その他、マイナポータルにアクセスすることで、自分の受けた特定健診や処方された薬の情報を閲覧できるようになります。確定申告の医療費控除もe‐Taxに連携され、簡単に。

デジタル庁への取材で聞いた話になりますが、政府は今、国民のデータが一部の民間企業に吸い取られていることに危機感を抱いています。なぜなら、それらは海外の企業だったり、中国や韓国の資本が入った企業だったりするからです。日本国で一元的に、しっかりと安全に国民のデータを管理する仕組みがないといけない。その基盤にしたいのがマイナンバーシステムなんです。また、将来的にはマイナンバーカードはモバイル(アプリ)化し、完全なカードレスになることを目指しているようです。結果的に税金の無駄遣いをなくし、給付金なども素早い支給が可能に。
経済が苦しい今こそ、デジタル化を進めることは必須だと思います。

ただ、私たちのデータを本当に安全に管理してくれるのか?という課題は残ります。国に対しては、きちんとした指揮命令系統の整った運営と、情報の透明性を求めたいと思います。
経済が苦しい今こそ、デジタル化を進めることが必須? 「マイナ保険証」の利点と課題


ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」

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