Penthouse「今後もツインボーカルを突き詰めていきたい」 1stフルアルバム発売
大学時代に所属したバンドサークル「東大POMP」のOBによる6人で結成し、2019年より活動を開始したPenthouse。男女のツインボーカルと、卓越した技術と表現力を持つポップなサウンドで、各方面から注目を集めている。
「音楽のバックグラウンドはみんなバラバラ。浪岡はハードロックのバンドをやっていたし、ピアニストとしても活動するCateen(角野隼斗)はクラシックやジャズ、私はJ‐POPやソウルが好きで聴いていました。だからこそ『Penthouseってこうだよね』って決められない、いろんな楽曲の面白さがこのバンドならでは」(大島真帆・Vo)
ファースト・フルアルバム『Balcony』には「Take Me Maybe」や「流星群」など、これまでに配信リリースされたアニメやドラマのタイアップ曲を多数収録。「単焦点」や「恋標」といった、登場人物の鮮やかな心情が描かれた恋愛ソングも聴きどころ。
「何人かで一緒に歌詞を書くときは、例えば“片想い”という漠然としたテーマに誰かが『カメラ』というアイテムをキーワードとして出してきて、ピントが合ったりぼやけたりする様に恋愛感情を重ねて『単焦点』という曲ができたり。