夫に裏切られてシングルマザーに…どん底から這い上がった中年女性の第二の人生【映画】
そして、世界中で自分の映画が公開されるなかでも、フランスの次に理解してくれていると感じるのが日本。フランスと日本では文化がまったく違うので、なぜそうなのかはうまく説明できませんが、日本との間には絆のようなつながりを感じています。私の映画にとって、日本は“第二の家”なのです。
―うれしいお言葉をありがとうございます。監督ご自身が日本の文化などで興味を持っていることはありますか?
監督私は音楽が大好きなのですが、数年前からハマっているのは日本で発売されているレコードジャケットを集めることです。音楽に関してはイギリスやスコットランド、アイルランドから影響を受けているのですが、日本で作られているそれらのアルバムは非常に美しく、ほかの国ではなかなか出会えないようなものばかりだと思っています。
人とは対立するのではなく、共有することが大事
―今後も監督の作品を楽しみにしている映画ファンは多いと思いますが、映画作りで大切にしていることは?
監督1つのプロジェクトに取り掛かる場合、私は初めに“小さな石ころ”しかもたらしていません。にもかかわらず、そこに多くの人が集まり、一緒に共有できるのは素晴らしいことだと考えています。