くらし情報『「海外旅行、どうしてこんなに高くなった?〈後編〉」お金の教科書Vol.20 #リアルボイス』

「海外旅行、どうしてこんなに高くなった?〈後編〉」お金の教科書Vol.20 #リアルボイス

航空会社は実際に航空券を売る際は、サーチャージが高ければ航空券本体の価格を安くして調整します。でも特典航空券は元の価格がゼロですから、下げようがないんです。

未知子:確かに…。

橋賀:ただ、JALマイレージバンクならマレーシア航空やカタール航空、ANAマイレージクラブならシンガポール航空などで特典を利用すると、燃油サーチャージは取られないんです。だから、ご自身が持っているマイルの航空会社がどこと提携しているかはチェックしてみたらいい。

未知子:早速見てみます!ちなみにLCCで注目すべきエアラインはありますか?

橋賀:アメリカ圏に行くなら、JAL系のジップエア。ヨーロッパ圏ならシンガポール航空系のスクートがおすすめ。今年8月のベルリン往復チケットをスクートで買ったのですが、往復で約8万円でした。
スクートのベルリンとアテネは、すごくお得感がありますね。

買い時を教えてくれる「Google フライト」。未知子:ベルリンが往復8万円!?

橋賀:予約したのは去年ですが、これも前回お話しした「“行き先ありき”ではなく、その時期にお得な国に行く」作戦です。

未知子:その時期のベルリンが安いというのは、どう調べれば?

橋賀:僕が使っているのはGoogleの予約検索サービス「Google フライト」。

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