チャットGPTは産業革命以来の大きな発明!? フェイクニュース対策が今後の課題に
意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「チャットGPT」です。
産業革命以来の大きな変化の兆し。使い方に要注意。
チャットGPTとは、オープンAI社の生成系対話型AIで、昨年11月に公開されてから、わずか2か月でユーザー数が1億人に達し、ものすごい勢いで急成長しています。多言語に対応し、テキストの作成や翻訳、その要約も一瞬でできます。日本でも話題になり、「情報が間違っている」などと問題視されていますが、あくまでチャットなので、検索を目的においていません。2021年9月の情報を元にAIが回答をしているので、GoogleやYahoo!のように日々情報が更新される検索ツールとは異なります。
使い方としては、対話や相談の相手として、自分の考えをまとめたり、整理をしたりするツールとしてはとても有効です。使う側には、AIにどれだけ的確な問いを投げかけられるか、指示ができるかが問われます。
チャットGPTはオープンソース化されたことで、様々なサービスに組み込まれ活用され始めています。エクセルに組み込んで、1か月の財務諸表を一瞬で仕上げたり、ゲームのプログラミングをしたり。