『【推しの子】』EDが決まり、原作ファンの女王蜂・アヴちゃん涙! 楽曲秘話を語る
作品世界とリンクする楽曲秘話。『【推しの子】』のED主題歌「メフィスト」を担当する、ぁゔち(女王蜂)に、作品を音楽で表現した制作の裏側を聴きました。
――今回は女王蜂のアイドル・ぁゔちさんにご登場いただきました。
ぁゔち:アヴちゃんは今回「メフィスト」の歌詞ですべてを言い切ったから、本人が蛇足のように意味を付け足したくないそうで、アヴちゃんからいろいろ聞いているぁゔちが代わりに召喚されました。
――アヴちゃんはアニメ化が発表される前から、原作の『【推しの子】』も読まれていたそうですね。
ぁゔち:連載の第1話が始まったときから好きで、丁寧に意地悪なことをやっている感じが特にお気に入りだって(笑)。エンディングが決まったとき、アヴちゃんは涙していましたね。
――『【推しの子】』の魅力をどこに感じていますか?
ぁゔち:人間をあくまでも性善説で見ているところ。
アヴちゃんは『ガラスの仮面』が大好きなんですけど、情熱を大肯定していて、悪人すらも見捨てないあの作品と同じものを感じます。
――人間の業が見られる作品だと。
ぁゔち:業、大好きです。だけど、業よりも、若いうちの苦労が将来報われると信じられているのがいまの日本ですよね。