なでしこジャパン・長谷川唯&植木理子「夢の舞台で頑張ってきます」 再び世界の頂点を目指す
――簡単に池田監督のサッカーを紹介してもらえますか?
長谷川:今回は本当にいろいろなタイプの選手がいます。フィジカル系、スピード系、テクニック系とそれぞれが様々な特長を持っていて、メンバーによって戦い方に変化が生み出せるところも魅力です。日本らしくボールをつなぐところだけでなく、積極的にゴールに近いエリアで奪って素早くチャンスを作るところも今のチームの武器なので、全員が連動したプレスも見てもらいたいですね。
――長谷川選手はドリブルやパスが得意でしたが、最近はボランチとして新境地を開拓しています。
長谷川:今は派手なプレーより、こぼれ球への予測や積極的に動き回ってボールがあるところにたくさん顔を出すことが一番の役割です。ただ、上を目指すためにはこれまで得意にしていたチャンスメイクや得点に絡むプレーも必要だと思っていて。誰とボランチでコンビを組んでも自分が攻撃的な役割になると思うので、ボランチの位置から攻守に積極的に絡んで「気づいたら長谷川唯がいる!」と思ってもらえるくらい基本的な部分を丁寧にやり続けたいです。ピッチ上で“違い”を見せたいですね。
――まだ26歳ですが、チームが若返ったこともあって、年齢や経験から頼られる側になってきました。