なでしこジャパン・長谷川唯&植木理子「夢の舞台で頑張ってきます」 再び世界の頂点を目指す
所属。1997年1月29日生まれ、埼玉県出身。テクニカルなプレーで攻撃の起点となるボランチ。2014年U‐17女子W杯優勝。なでしこジャパン通算66試合16得点。
4年前の悔し涙から新エースが立ち上がる。――植木理子選手インタビュー
――いよいよ女子W杯が開幕です。
植木理子(以下、植木):昨年末に男子のW杯が盛り上がりましたけど、女子にもいよいよその機会が来たなという感じです。
私たちの試合結果や戦いで日本中を、そして女子サッカーをもっと盛り上げたいと思っています。
――どんな戦いを見せたいですか?
植木:池田監督が“熱男”なんですよね(笑)。勝利を目指して熱く戦えるチームですし、日本らしいパスワークや最後まで戦う姿、走り切るところで、観ている人の心に響くような戦いをしたいです。
――4年前の女子W杯は開幕直前にケガのためチームを離脱しました。
植木:自分でも「ここまで泣けるんだ」ってくらい涙が出ました。でも、あの悔しさを晴らせるのは同じW杯の舞台しかないことも分かっていました。この4年間、いろいろな人に助けられながら同じ場所に戻ってこられたことは本当にうれしいですし、4年前のケガを笑って話せるくらいの結果を出したいと思っています。