ジョイマン「最初は“ナナナナ~”じゃなくて“ララララ~”だった」 ラップネタ誕生秘話
逆に、地に足がついたというか、這い上がる覚悟をする転機になりました。
池谷:僕から解散話をしたことも。でも、だんだん笑けてきてね。
高木:エレカシ(エレファントカシマシ)さんの「悲しみの果て」じゃないけど、涙の後には笑いがある。エレカシはジョイマンだよ。
池谷:最近、その話、気に入ってるよね(笑)。高木さんがツイッターに会場の写真を上げたのも、底まできたからなんだよね。
高木:営業が減る可能性があるので普通は隠すんですけど。
自分の中で抱えきれなくて、誰かに言わないとダメだと思って、世間に発表することにしました。
池谷:でも、かわいそうだと思った人から仕事が来るようになったんです。0人の話をするためにテレビに出たりとか。一時期、最高月収と最低月収だけを言って帰る、みたいなことも多かったです。
高木:だから、ツイッターで恥ずかしい部分を発信してよかったなと思いました。それまではプライドもあり、カッコつけてたので。
池谷:恥ずかしいことを言って笑ってもらえる職業なんだとあらためてわかった瞬間でしたね。でも最近、高木さんの発信に哀愁が足りない気がしていて。
ファンの方はもっと、切ない高木さんを求めていると思うよ。