ジョイマン「最初は“ナナナナ~”じゃなくて“ララララ~”だった」 ラップネタ誕生秘話
“あ、今幸せなんだな”とバレてるはず。フォロワーが減っちゃうかもよ?
高木:幸せってバレちゃいけないんですか(笑)。どんな地球だよ、どんな惑星だよ…。
――(笑)。大変だった時に解散を踏みとどまったのはなぜですか。
池谷:2011年くらいだったか、仕事がない時に高木が結婚して子どもが生まれて。僕からコンビを組むことを誘ったし、高木は自分から解散しようと言えないタイプなので、もう辞めない?と言ったんです。絶対にしんどいはずだから。
すると、「解散するなら、その理由はお金じゃなくない?」と言ったので、こいつ、すごいなと。嬉しかったし、それ以降、解散のことを言うのはやめました。
高木:まず、芸人自体、稼げると思ってやっていないんですよ。ネタがウケないとか、心が折れて続けられないという理由ならわかるけど、まだ何かできるんじゃないかという気持ちがあったんです。
――ジョイマンさんといえば韻を踏むラップネタが有名ですが、どのように誕生したのでしょうか。
高木:コンビを組んだ当時は『M‐1グランプリ』の影響もあって正統派漫才をやっていたんですけど芽が出ず。何年かして急に、漫才の中にギャグみたいなものをポンと入れたんです。