マカロニえんぴつ、新アルバム『大人の涙』で魅せた“大人”とは
(はっとり)
ラストに収められたはっとりさんの弾き語りによる「ありあまる日々」ともリンクする歌詞だと話す。
「『ありあまる日々』は、もう戻れない日々を憂いています。でも、そもそも憂いたってしょうがないよっていうことを言いたい歌でもある。この曲を悲しみを受け入れていこうと捉える人もいれば、悲しみを咀嚼しようと捉える人もいるんじゃないかな。そこは聴く人に委ねたいですね。だから、自由度高めなアルバムだと思ってます」(はっとり)
マカロニえんぴつのアルバムというと、遊び心が爆発した曲が1曲収録されているイメージがあるが、今作はまず、メロコアとスカコアとハードコアとオペラがミックスされたような「Frozen My Love」が収められている。
「はっとりと『メロコアをやろう』って話したところから始まったミクスチャーな曲ですね。めちゃくちゃ楽しみながら作りました」(田辺)
「リズム隊は2人とも汗だくでレックしましたね」(高野)
「久しくこれだけ速いBPMで演奏してなかったからね(笑)」(田辺)
そしてもう一曲、ヤユヨのリコさんを招いた昭和歌謡のデュエット曲「嵐の番い鳥」も収録されている。