くらし情報『平安時代にタイムスリップ、男女逆転ラブコメ展開に!? 小ネタにも注目の『平家物語夜異聞』』

平安時代にタイムスリップ、男女逆転ラブコメ展開に!? 小ネタにも注目の『平家物語夜異聞』

幼い頃から同じ屋根の下で暮らし、成長した双樹沙羅(ふたき・さら)と春野夜(はるの・よる)。16歳になったあるとき、二人は平安時代にタイムスリップ。夜は天皇家との外戚関係を望む平清盛のもとで平徳子として、沙羅は奥州・藤原氏の家で源義経として過ごすことに。突如、仇敵同士になってしまった二人の運命は…。そんなユニークな設定で進む黒崎冬子さんの『平家物語夜異聞(へいけものがたりよるくんのはなし)』は、原書に忠実、かつ随所に笑いをちりばめた傑作ラブコメだ。
平安時代にタイムスリップ、男女逆転ラブコメ展開に!? 小ネタにも注目の『平家物語夜異聞』


「特に深い意味もなく、歩いているときに『源義経が女の子だったら可愛いだろうな』というアイデアがふと浮かんで。平家物語も、中学時代に、“滅びの文学”として教わってからずっと気になっていました」

宝塚のファンだという黒崎さんは男女逆転のお話も好物。かくて、世話好きで心優しい夜と暴れん坊なかまってちゃんの沙羅とが“家”に翻弄され、物語が進んでいく。


「平家は、平家物語の中ではわりに悪者として描かれているのですが、調べてみると家族仲や兄弟仲がよくて、宮中の女房たちにもとても優しかったとか。エピソードがいろいろ残っているんですよね。一方、源氏は、頼朝も頼朝の父親も兄弟で殺し合うんです。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.