髙橋藍「常に自信を持つことを意識した」 石川祐希と語る“海外で戦うことの意味”
パドヴァは若い選手が多くて共通の話題が見つけやすかったり、街も自分に合っていましたし。自分が望んで、せっかく海外に挑戦しに行っているので、日本では得られないものを、バレーボールでも、それ以外でも得たいし。いいものを見て学んで、街も楽しみたいなという思いがあります。
石川:最初は楽しめない人もいると思うけど、そこはもう頑張って耐えるしかないと僕は思っていて。慣れてきたら自然と楽しくなってくる。それを待てるか待てないか。
髙橋:そういう根性もいりますね。
石川:僕も、日本に帰りたいなとか、寂しいなと思う時期もゼロではなかったので。
でも徐々に言葉を話せるようになったり、食事もいろいろ試すうちに美味しいものが見つかって、自然と楽しくなってくる。そういうパターンもあると思います。
――楽しむといえば今の代表もみんな楽しそうにプレーしていますが、重要な試合の前に眠れなくなるとか、プレッシャーはないんですか?
石川:ないよね?
髙橋:うん、ないっすね。僕はあまりプレッシャーを感じないタイプなので。もちろん日の丸を背負う責任感は持っていますけど。自分がバレーボールを好きでやってきて、自分のバレーを多くの人に知ってもらえればいいというマインドなので。