EXILE TAKAHIRO、清木場俊介&ATSUSHIからの提供曲は「人生の宝になる」
を作りました。
――「新たな世界を今切り拓け」など力強い歌詞が印象的な楽曲です。作った直後のコロナ禍ではなく、今アルバムに初収録という形で発表したのはなぜでしょうか。
EXILE TAKAHIRO:自分の弱さにどうにか打ち克つために作った曲なので、あの時にリリースしていたら、聴いてくださる方に無理を強いてしまうような気がして。もう少し恐怖から解放されたタイミングで、応援歌みたいにできたらいいのかなと。やっぱり音楽って、作る側のモチベーションだけで押しつけるのはよくないと思うんです。できるだけみなさんの気持ちに寄り添って、ポジティブに向かえるタイミングがあるのでは。そう思っていたところ、ちょうどこのアルバムを出す時期に、そのタイミングが来たと感じたのです。
ずっと『TAKAHIROざんまい』 はキツいかなと。
――「EXPLORE」もそうですが、今作は11曲中7曲と多くの曲にTAKAHIROさんが作詞や作曲を手がけていますね。
EXILE TAKAHIRO:自分の中でいいイメージが広がった時には、間違いなく自分で作りたいと思うんです。でも、例えば「THIS IS LOVE」は、デモを聴いた時になんかすごく神秘を感じて、そのうえで’80年代くらいのなつかしさを感じるバラードだなと。