蒔田彩珠「最高の友達ができた」 『わたしの一番最悪なともだち』で髙石あかりと親睦を深める
でも、声のトーンとか表情など、全シーンに集中しながら演じるように心がけました」
就職活動で連戦連敗中のほたるは、美晴の個性を自分のものとして偽ったエントリーシートを提出し、通過。どう受け止めたらよいのかわからないまま、面接に進むことになる。
「私自身、就活の経験がないので想像しながらやるしかなかったのですが、面接のシーンはセリフ量が多くて覚えるのが大変でした。でも実際に就活中の方から『私もウケのいいエントリーシートの書き方を調べて提出しました』『僕も全く同じ状況です』と、感想のDMをたくさんいただいて、みなさんこんな辛い経験をしながら社会人になっていくんだなって改めて知ることができました」
ほたるは無事に内定を獲得。第5週の放送回から、舞台は3年後へ。大手企業でバリバリと仕事をこなすほたるは、美晴と再会。浅からぬ縁のふたりの関係性にも変化が訪れる。
「5週以降は、ほたるの人間らしい部分がさらに見えてきます。
そして付かず離れずの関係だった美晴との距離がグッと縮まっていきます。美晴を演じた髙石あかりさんとは、この作品を通してすごく仲良くなりました。大阪で4か月間撮影していたのですが、撮休の日は一緒にごはんを食べたり、東京に戻ってきてからも一緒に遊びに行くことが多く、最高の友達ができました。