日本の音楽に興味を持ったきっかけはカセットテープ! Night Tempo「今はMDの収集に夢中」
韓国出身のプロデューサー、DJであるNight Tempoさんは、’80年代シティポップやアイドル・ポップスをダンスミュージックとして再構築する。昭和や平成初頭の日本文化やガジェットをこよなく愛する理由とは?
【Night Tempo】’80年代の日本のポップスを時代に合わせてリエディット。
昭和のシティポップやアイドル・ポップスをリエディットした“昭和グルーヴ”の提唱者で、平成生まれの若者たちを熱狂させているNight Tempoさん。韓国出身の彼が日本の音楽に興味を持つきっかけはカセットテープだった。
「小学5年生くらいの頃にカセットウォークマンが流行っていて、僕も欲しかったんですけど、父が買ってきてくれたのはCDウォークマン(笑)。ただ、そのときにお店がおまけでくれたCDに、中山美穂さんとか当時の楽曲が入っていて、そこから日本の音楽を聴くようになって」
高校生になると、カセットテープをはじめ、自身でも日本の音楽やグッズを本格的に収集するように。歌謡曲やアイドル・ポップスにハマるなかで、シティポップとのつながりにも気づいていく。
「ディスコ音楽やユーロビートが日本人好みに改良されていて、それが近くの国(韓国)