アイナ・ジ・エンド「全身全霊で歌っています」“Kyrie”として得た新境地
なので、なるべく心を丸出しにして、人さまに迷惑をかけない程度に生きていけば、腐らないでいけるかな、いい歌詞も書けるんじゃないかな、と。腐らないように生きていこうと思います。
取材後記
アーティストとしての実力はもちろんのこと、初主演映画『キリエのうた』ではひときわ光彩を放つ、アイナ・ジ・エンドさん。以前、岩井俊二監督にお話をうかがった際、偶然あるバンドのオンラインライブにゲスト参加していたアイナさんに衝撃を受けて主役に抜擢したと話されていたのですが、それも納得の存在感です。小林武史さんも音楽に携わり、傑作が誕生しました。そんなアイナさんの「Kyrie」としての1stアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。
取材、文・かわむらあみり
アイナ・ジ・エンドPROFILE
2015年“楽器を持たないパンクバンド”「BiSH」のメンバーとして始動、翌年メジャーデビュー。ほぼ全曲の振付も担当。
2021年、全作詞作曲の1stソロアルバム『THE END』を発売、ソロ活動を本格化。2022年、ブロードウェイミュージカル「ジャニス」で主演のジャニス・ジョプリン役を務める。2023年6月、BiSH解散。