くらし情報『真木よう子「断る理由がなかった」 国内外で人気の漫画『アンダーカレント』が映画化』

真木よう子「断る理由がなかった」 国内外で人気の漫画『アンダーカレント』が映画化

国内外で「まるで一本の映画のようだ」と高い評価を受けている豊田徹也さんの漫画『アンダーカレント』。その実写映画化で、主演を務めるのは真木よう子さん。

どのシーンも、心の奥底にある苦しみを忘れずに演じました。
真木よう子「断る理由がなかった」 国内外で人気の漫画『アンダーカレント』が映画化


「お話をいただく前に、私も“映画になるな”と感じながら原作を読んでいました。日常を描いたヒューマンドラマなので、奇抜な設定や展開がいらないですし、無理なく映画にできそうだなと。好きな漫画の映画化、しかも主人公ということで、断る理由がなかったです」

真木さんが演じるかなえは、夫が失踪した後、なんとか家業の銭湯を再開させるが、ある想いをずっと秘めながら日常を送る。

「かなえちゃんは、はたから見れば普通の生活に戻れたように思えるけど、苦しみを忘れていないし、そこから逃げてもいません。ずっと“アンダーカレント=心の奥底”に苦しみを抱えながら生きているということを大事に、どのシーンでも忘れてはいけないと思いながら演じました。
私も、かなえちゃんが受けた衝撃ほどではないけど、ずっとここ(と胸に手を当てる)に残っている出来事があるんですよね。だから、かなえちゃんにも寄り添えるんです」

かなえへの想いが溢れ、今泉力哉監督と意見がぶつかったことも。

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