くらし情報『パーキンソン病と闘う「水どう」歌手・樋口了一「すべてはハッピーエンドのための通過点」』

パーキンソン病と闘う「水どう」歌手・樋口了一「すべてはハッピーエンドのための通過点」

30代をすぎても、子どもように楽しんでほしい

パーキンソン病と闘う「水どう」歌手・樋口了一「すべてはハッピーエンドのための通過点」


―いつでもポジティブな樋口さんの姿に、救われている方も多いと思いますが、実際に反響を感じたことはありますか?

樋口さん最近、「水曜どうでしょう」のキャラバンで各地を回っていたのですが、そのときに「1/6の夢旅人」という楽曲がいかにたくさんの方の人生に関わっているのかを知ることができました。結婚式で使ってくださった方や「泣きました」という方など、あの曲のなかにはみなさんのいろんな感情が入っているんだなと。多くの人の背中を押す役割も担っているようなので、いまでは自分の手を離れて大きなものになっているんだと感じています。

―それでは最後に、ananweb読者にメッセージをお願いします。

樋口さん20代からすると、30代というのは年を取ってしまったなと一番感じるときかもしれません。でも、いま自分が59歳になって思うのは、30代って全然子どもだなということ。なので、みなさんには“ガキ感”みたいなものを発揮してもらって、もっと楽しんでほしいなと思います。僕でさえ、自分もまだまだガキだなと感じているので(笑)。
30歳すぎたからと悲観することなく、突き抜けてもらいたいです。

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