阪本奨悟「まっさらな気持ちで臨みたい」 舞台『鬼滅の刃』遊郭編で炭治郎に!
それには僕もちゃんと準備しておかないと」
迫力ある殺陣も魅力の舞台だけに、舞台稽古に入る前から自主的に殺陣のレッスンに通っていたそう。
「殺陣の経験はあっても、そこまで激しいものはやってきていないんです。この作品には炭治郎を含めて超人的なキャラクターばかり。普通より1段上のレベルでないと表現できないものがあると思うので、事前にやれることはしておきたくて」
それは原作へのリスペクトゆえ。
「原作漫画や小説なら読んでおきたいし、アニメ化されていれば見て、作品や役への理解は深めておきたいじゃないですか。ただ、演じるのは生身の人間同士で、相手のお芝居を受けて生まれる感情もある。それが時には原作とは少し表現が変わってくることもあるかもしれない。でも、そこでリアルに生まれてきた感情を無視してしまったら物語として破綻してしまう気がするんです。
僕は人と人が相対して生まれるものも同時に大事にしたいと思っています」
アーティスト活動もおこなっており、伸びやかな美声の持ち主として評価も高い阪本さん。今作でも歌を披露する場面があるそう。
「作品に自分が貢献できるとしたらやっぱり歌なのかなと思っています。