さとうほなみ「ずっと前からファンでした」綾野剛と柄本佑との共演を熱望した理由
切なさに胸を締め付けられる
現在と過去が交錯するなかで、ふたりの男とひとりの女が繰り広げる激しい愛の物語を描いた本作。朽ちてなお純粋さを失わない愛の姿は、いつまでも降り続ける雨のように、観る者の心に突き刺さるはずです。
写真・園山友基(さとうほなみ)取材、文・志村昌美
ストーリー
斜陽の一途にあるピンク映画業界で監督を務めている栩谷。5年も映画を撮っていなかったためにアパートの家賃を支払うことにも困り、制作会社の事務所に居候させてもらっていた。梅雨のある日、栩谷は大家からあるアパートの住人に対する立ち退き交渉を頼まれる。
アパートを訪ねた栩谷は伊関という名の男と揉み合いになるが、部屋に入って話し始めると、伊関はかつてシナリオを書いていたことを栩谷に明かす。そして、映画を夢見たふたりの男の人生は、女優・祥子との奇縁に繋がっていくのだった…。
引き込まれる予告編はこちら!
作品情報
『花腐し』
11月10日(金)テアトル新宿ほか全国公開
配給:東映ビデオ
(C)2023「花腐し」製作委員会
写真・園山友基(さとうほなみ)
結木滉星、肥後克広と神社の神主役「松重さんとの共演は昔から熱望」 『それぞれの孤独のグルメ』ゲスト主人公に