しいたけ.さん「人や仕事に対しても100%を目指さず、70%を最高値に」
どんなに近しい関係だったとしても、自分が相手の望みを100%叶えられていない(と思う)時、あるいは迷惑をかけた(と思う)時、日本人は罪悪感を抱いてしまうことが多い。また別の特徴として、シャイなのに承認欲求はとても強いという矛盾する性質があります。僕はこれが罪悪感と関係している気がしていて。つまり「承認されなくては」という無意識が働くあまり、落ち度がひとつでもあると承認されない気がして、罪の意識に繋がってしまうのではないか。誰かに良くしてもらった時に「ありがとう」ではなく「ごめんなさいね」とつい言ってしまうのも、至らず、完璧じゃなく申し訳ないという感覚なんだと思います。
何事も100%を目指さない。ベストを尽くせば問題なし!
そうやって、自分では気づかないくらいの自然さで「罪悪感」が至近距離にある今の状況は、どこか健全とは言い切れない。知らず知らずのうちに人生を潰されてしまう可能性もあるから。
ではどうすればいいのかというと、まず「ベストは尽くすけど、物事の全責任は負わないよ」という意識を持ってほしいです。人や仕事に対しても100%を目指さず、70%を最高値として30%くらい何らかの不備があることを前提にする。