しいたけ.さん「友達やパートナーに対して“なんでわかってくれないの?”と思い始めたら要注意」
昨今のいじめ問題も同様で、本来はいじめた側が厳しい措置や適切なカウンセリングを受ける必要があるのに、問題を抱えたその人たちが配慮され、保護されてしまう現状がある。もちろん、そういう部分だけを取り上げて「だから日本はダメなんだ」と言うつもりは全然なくて、配慮する文化の良さがたくさんあるのもわかっています。でも明らかに、その配慮せざるを得ない人たちにコストをかけすぎて、賄えないところまで来ている。それは事実としてあると思います。
ルールを決めることと言語化で不要な配慮を撲滅。
気を付けたいのは「察してほしい」気持ちは誰しも持っていて、身近なところでも配慮を介して「守る」「守られる」の関係が容易に成り立ってしまうこと。自分が友達やパートナーに対して「なんでわかってくれないの?」と思い始めたら要注意だし、相手にそういった内容をぶつけられると非常にキツイ。その人が何を求めているか常に配慮し、“お世話”をしなきゃいけなくなるから。
相手が赤ちゃんだったら仕方ないけど(笑)、それってもう対等ではなく保護者ですよね。そこにコストをかける価値があるのか見極め、ルールを決めて「私にできるのはここまでです」と提示することも大切だと思います。