注目のDリーガー、TAKI&HINATA「2分15秒の持ち時間に全力を賭けている」
客席が目に入らないほど、ダンサーとしてのプレイに集中します。それくらい「プロが本気を出し合う場所」なんですよね。
T:でも集中しているとはいえ、開幕戦の景色はすごかったよね。会場の東京ガーデンシアターも満席。「いよいよ始まったな」ってワクワクした。
H:コロナ禍の影響もあって、昨季は声出しにも制限があったからね。各チームのパフォーマンス前に会場の皆さんがカウントダウンをしてくれるのが恒例なのですが、その声援の大きさにビビりました(笑)。
T:その一方で、初めてダンスの大会を訪れるような初心者でも楽しめる空気なのがいいよね。
Dリーグの面白いところは、大会を観覧している視聴者が、会場でも外からでもアプリでジャッジメントに参加できる「オーディエンス投票」制度があるところ。この投票の結果が、チームの明暗を分けるくらい重要なんです。
H:最初は難しいことを考えずに「どっちのチームが面白かった」を直感で判断するだけでもOK。友達や家族と勝敗の予想を立てるだけでも十分に楽しめると思います。そのうち「このチームのこのダンサーの動きがかっこいい!」なんてDリーガー個々人にも焦点が当たってきたりして。