姓名に「龍・竜・辰・タツ・リュウ」で割引も! おめでた気分MAX「ハッピー龍イヤー!」展
さまざまな表情、迫力あるポーズも楽しい、そして重要文化財2件を含む、意外に()名品揃いの展覧会です。どうぞお楽しみください!
anan読者におすすめの作品は…
青花黄彩雲龍文盤「大清乾隆年製」銘清時代・乾隆年間 (1736〜95)景徳鎮官窯
今回、長谷川さんにanan読者へのおすすめ作品を3点ピックアップして解説していただきました。ひとつめは、景徳鎮のお皿です。
長谷川さんこの大皿は真ん中に正面を向いた五爪龍が描かれ、中央には「宝珠」を持つがごとく、「寿」の字を入れた丸文が描かれています。上質なコバルト顔料で、龍とそれを取り囲む炎や雲を濃いブルーで描いて本焼成したのち、今度は清朝で開発されたばかりの、酸化アンチモンによる美しい「レモンイエロー」の顔料を余白すべてに塗りつめてからもう一度焼いています。なんとも濃密なカラー!清朝官窯ならではの逸品なのです。
幕末最大の浮世絵派閥、夢の競演!
三代歌川豊国(国貞)・二代歌川広重 画《長崎 円やま》江戸時代・文久元年(1861)
ふたつめのおすすめ作品は、江戸時代の浮世絵です。
長谷川さん異国情緒ただよう、長崎・円山(まるやま)