くらし情報『古川琴音「後味が悪い不気味さが、他ではあまり感じたことがないものだった」 ホラー初出演』

古川琴音「後味が悪い不気味さが、他ではあまり感じたことがないものだった」 ホラー初出演

と言いつつも、物語を引っ張っていくのは主人公の自分なので、ある程度の感情の運びというのは考えてくるんですけど。現場では自分のイメージを超えてくるものがたくさんあったので、結果的に、ほとんど何も考えずにやっています。

――普段は演技経験の豊富な役者さんとの共演がほとんどだと思いますが、やはり違うものですか?

古川:いつもは自然にお互いの呼吸を合わせていたりと無意識のコミュニケーションをしているんですけど、そうしたテンポを超えた何かを出せるのが、経験がない方の強みなんだと感じました。

下津:結果的にうまく転んでよかったなと思います。

古川琴音「後味が悪い不気味さが、他ではあまり感じたことがないものだった」 ホラー初出演


『みなに幸あれ』看護学生の孫(古川琴音)は、ひょんなことから田舎に住む祖父母のもとへ。はじめは家族水いらずで楽しく過ごすも、家に“何か”がいることに気づき、追い込まれていく。“誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている”というテーマが根底に流れる作品。「日本ホラー映画大賞」大賞受賞作品の映画化第1弾。
清水崇監督が総合プロデュースを担当。2024年1月19日から全国の劇場で公開される。

ふるかわ・ことね1996年10月25日生まれ、神奈川県出身。2018年デビュー。

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